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2007年06月10日

ニューオーリンズ・トライアル

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ニューオーリンズ・トライアル(原題:RUNAWAY JURY)
《あらすじ》
9人が犠牲になった銃乱射事件で夫を亡くした未亡人が、犯行に使われた武器の銃器メーカーを訴える。
原告側は正義漢溢れるロー弁護士(ダスティン・ホフマン)を雇い、銃器メーカーは裏工作で判決を有利に導く凄腕陪審員コンサルタント・フィッチ(ジーン・ハックマン)を雇う。
フィッチ率いるチームはすぐさま陪審員候補者の情報を集め始め、その中に経歴不明の青年イースター(ジョン・キューザック)がいた・・・

陪審員裁判+陰謀モノ。
実は、冒頭10分を見逃してしまいました。
なので、私にとっての冒頭は、フィッチのチームが陪審員候補者の情報を収集するシーン。

いやぁ、凄いですね。
尾行、インターネット、そして第三者を装い接触と、あらゆる手段を駆使して情報収集!
もうプライバシー糞喰らえ状態です。
ここらへんの嬉々としたハックマンの芝居は楽しかったなぁ。

しかし、そこに謎(笑)の陪審員ジョン・キューザックと、彼と組む謎の女レイチェル・ワイズが評決を操作し、双方に売りつけようとしはじめるあたりから物語りは複雑化。
焦点がボケていくような感じです。

ハックマンは陪審員の弱み握り、巧みに懐柔&脅迫。
キューザックとワイズもまた、内側から工作を始め、両サイドに「評決」を売りつけようと法外な金額を要求。
やがてハックマンVSキューザッック&ワイズの対決といった様相を呈してきます。
(正義漢ホフマンは当然裏取引には応じませんw)

・・・そのせいかなぁ・・・「裁判モノ」「陪審員モノ」の醍醐味が薄いというか。
同じジョン・グリシャム原作「評決のとき」は問題の事件が太い柱になっていたけど、こっちはそこがないんですよね。
裁判シーンの尺も短く、陪審員同士の議論も同様で、肝心の12人の意見がまとまる契機になるのが、一陪審員の暴言だけだったりとか。
結果、評決のシーンにあまりカタルシスもなく、散漫な印象のまま幕を下ろす感じでした。
「法廷劇」や「陪審員映画」としてではなく、「復讐劇」として観ればそれなりに・・・かな?
最大の山場は、どう見てもキューザックとワイズの正体が露見するシーンですからね。

豪華なキャストが魅力の本作ですが、ダスティン・ホフマンはかなり勿体無い使い方です。
ステロタイプな正義の弁護士役ですから。
ハックマンが裏で糸を引く役で、法廷場面で直接ホフマンとやりあわないのも、物足りない一因かも。
そういう意味でも、とても「惜しい」映画だったかな。

そういえば、これ原作は被告が銃器メーカーじゃなくて煙草会社なんですよね。
そこだけじゃなく、原作と結構違う展開な予感。
ちょっと気になったりしてます。

あとね、やっぱ石田太郎のハックマンは最高ですね!
実は、何気にチャンネル回したら石田ハックマンが喋っていて、つい録画ボタンを押してしまったのが、この映画とのご縁でありましたw


posted by るしは at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 映画雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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