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2007年10月05日

君はドラッケンフェルズを知っているか!?

ななななななななななな、なんてこと!!

「ドラッケンフェルズ」が復刊されている!!

とりあえずHJのこちらのページを下にスクロールして見ていただくとして、あなたはかつて角川文庫の(冥界の門に変なイラスト付けた上途中で投げ出したことで悪名高い)ファンタジーレーベルから出た、ジャック・ヨーヴィル「ドラッケンフェルズ」をご存知だろうか?
ウォーハンマーというファンタジー・テーブルトークRPGの世界観を借りた作品なのですが、「なんだゲーム小説か」で終わらせるには惜しすぎるほど凄まじい面白さ。
Yeovil_DRACHENFELS.jpg
角川文庫版「ドラッケンフェルズ」

冒頭に描かれる、ある冒険者の一団による題魔法使いドラッケンフェルズ討伐劇。
そしてついにドラッケンフェルズを討ち取った彼らは英雄となる。
それから25年後・・・
吸血鬼ゆえ当時と変わらぬ若さと美貌を保つジュヌビエーヴは、かつてのパーティのリーダーで、今はオストランド選帝侯オスバルトに招かれ、彼の居城を訪れる。
そこには懐かしい旅の仲間達も同様にに招かれていて、オスバルトはそこで、かつての大魔法使い討伐を再現する劇を企画していたのだ。
そして、ひょんなことから当時の自分自身を演じる羽目になるジュヌビエーブ。
しかし、舞台を組み準備に忙しい劇団の喧騒の裏で、ドラッケンフェルズを演じる役者の挙動は、どこか怪しく、やがて最初の悲劇が起こる・・・

ファンタジーとしても、メタフィクション小説としても一級品です。
なにより、ヒロイン・ジュヌビエーヴの造形が素晴らしい。
残念ながら当時は「ドラッケンフェルズ」1本が翻訳されたのみで、本国で刊行された続刊は幻と化していたのですが・・・

その続編も同時翻訳!HJ愛してる!!

ヤバイヤバイヤバイ、よりによってウチには配本なくて気付かなかった><
これは大急ぎで手配しなければっ!勿論私の分を最優先で!(酷

ちなみに、作者ジャック・ヨーヴィル氏はこのジュヌビエーヴ嬢をいたく気に入っているらしく、まったく設定を異にするシリーズでも主役を張らせています。
それがキム・ニューマン名義で発表された
Newman_ANNO_DRACULA.jpg
「ドラキュラ紀元」創元推理文庫

こちらは、ヴァン・ヘルシング教授がドラキュラ伯爵に破れ、ドラキュラに支配された英国を舞台にしたif小説。
折りしも起こった《切り裂きジャック》事件を解決するため、ジュヌビエーヴがホームズやモリアーティ教授など虚実入り乱れた人物が跋扈するもうひとつのロンドンを駆け巡るという、これまたなんとも素敵すぎる作品です。
ちなみにその世界の第一次大戦を描いた「ドラキュラ戦記」に、完結編「ドラキュラ崩御」もオススメ!
(こいつらまだ絶版になってないといいけど・・・)

う〜ん、このところ通勤電車の友は「世界樹の迷宮」一辺倒だったけど、久しぶりに読書の出番がきそう!
翻訳者も違うから、その違いも気になるなぁ!ワクワク♪
しかし・・・

表紙は角川版のが良かったなぁ・・・
WHN1.jpgWHN2.jpgWHN3.jpg
三冊全部一緒ってどうよ?^^:
posted by るしは at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テキサス大恐怖・悪魔のいけにえ〜殺戮チェーンソーが迫る

「いい加減に積みDVDをなんとかしようぜ企画」であります。
TTCSM_TV1.jpg

・・・いえ、悪魔のいけにえのパチモン映画ではありませんで、昭和54年に東京12チャンネル「火曜洋画劇場」で放映された際の、まぎれもない「悪魔のいけにえ」そのものでございますが、ええ、勿論私もこのTV放映タイトルには観た瞬間吹きました^^;

そんなわけで、「悪魔のいけにえスペシャル・コンプリートBOX」の特典である、TV放映版日本語吹替えヴァージョンで久しぶりに本家本元を観賞いたしました。

悪魔のいけにえ(原題:THE TEXAS CHAIN SAW MASSACRE)

かなり前にレンタルビデオで観たきりなので、ホント久しぶりの観賞です。
久しぶりとは言え再見だからか、日本語吹替えで観たからか、「リメイク版」「同ビギ」を経ているからか、初観賞時に感じた「異様な息苦しさ」を全然感じなかったのは意外。
そのせいか、
「え〜それ追いついてるんじゃないですか?」とか、
「いくら爺様が伝説的殺し屋(牛専門)だったって、どんだけ昔の話にリスペクトしてんだコイツラwって、ちょwそれは無理www」とか、
「あの後トラックの運ちゃんどうなったんだろ・・・」とか、
変なところにばかり目が行ってしまいました^^;

とはいえ、やはり唐突なお客様撲殺シーンから肉鉤おもてなしまでの流れは圧巻。
TTCSM_TV7.jpg
恐がらせようという意図よりも、異常な行為を淡々と見せるキャメラがこの作品を不動の存在にしてるんだろうなぁ。
展開だけ見れば、ラストなんてぶっちゃけ放り出したかのような締め方なんですが、「悪いけ」に鉤っては(←IEナイス変換w)これが名状し難い後味を残す。

あと、やはり色々記憶が欠落しているところがありまして、例えば千客万来状態にパニクるレザーフェイスさんとかw
絶えずネクタイをきりりと締め、ディナーの際には正装(何故か女装だがw)を己に律するレザーフェイスさんは、きっと急なお客様が苦手なんでしょうね。
TTCSM_TV9.jpg
「急だったからちゃんとおもてなし出来なかったじゃない・・・あれほどお客様を連れてくる時は事前に連絡してって言ってるのに・・・」

そしてなにかとチェーンソー(字幕によれば自動のこぎりw)がクローズアップされがちな本作ですが、どう考えても最強ウェポンはメイソン(コック)さんの箒でした(笑)
とまぁ、こうして主要人物のキャラクターを再確認してみると、「悪魔のいけにえ2」はあながち滅茶苦茶な続編ではないなぁ、と思いましたよ。

それにしてもこの日本語吹替え版ですが。
TTCSM_TV10.jpg
なんかキャストがやたら豪華なんですけど!
で、この吹替え版、TV放映時にカットされた箇所は字幕で対応してあるんですが・・・
あの狂気感満点の晩餐シーンがほとんどカットってどういうコト!?
どうやらTV版では爺様に血を吸わせた後いっきに爺様の過去の栄光にリスペクトするトンカチ儀式のシーンなんですが、一番気の狂ったシーンを削除とはもったいない。
まぁ、だからこそのカットなのかもしれませんが。
あそこでのマリリン・バーンズの芝居は、ホント正視に堪えないグッジョブな演技ですからね。
ただ、どうも字幕シーンの音源は吹替えより音量が抑えられているらしく、もしかしたらそれも上記の「異様な息苦しさ」を感じなかった一因かもしれません。
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さて、こうして改めて見返して思うことがあります。
それをこれから書こうと思いますが、これは絶対的に少数派な「ホラー映画好き」のなかでも、さらに異端な意見になることでしょう。
しかし、それを本人も充分理解した上で、敢て、書く。

私は「テキサス・チェーンソー ビギニング」の方が好きだー!

俺様主義な薀蓄の魔術師チャーリー(自称ホイト)が好きだ。
ホイトの奇行に嫌悪感を表しつつ追従する主体性の無いママが好きだ。
なんでこんなにツイてないんだかわかんないモンティ叔父さんが好きだ。
太ってるだけで不気味なティーレディが好きだ。
そして、解体一筋でイマイチ何を考えているかわかんないけど躊躇を知らぬ頼れる大黒柱にして童貞猫背青年トーマスが好きだ。

そんなヒューイット家が大好きなのです。

・・・ま、伝説的名作を差し置いてリメイク版「ビギ」の方がイイと抜かすのは俺くらいだろうなァ。
勿論、どちらが作品として優れているかと言えば、躊躇なく「悪いけ」と答えますよ。
そして、「ビギ」が「悪いけ」と、さらにそのリメイクである「テキチェン」の築いた土壌の上にようやく立っている、という大前提もわかってます。
でも、メイソンさんも言ってるじゃないですか。

「人それぞれだ。好みは別だ」
posted by るしは at 00:00| Comment(8) | TrackBack(2) | 映画(田舎系ホラー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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