エマージェンシーデイ、地底人ローカストによる一大攻勢の運命の日、その、遥かな昔・・・
冒険好きの民間人女性達が、人知れずローカスト(まだ知性も未発達で非武装)と接触していた・・・!
あの「ギアーズ・オブ・ウォー」、驚異の前日譚!!

ディセント(原題:The Descent)!!!
・・・すいません、嘘です。
いや、地底人ネタだったんで、ついね(^_^;)
でも、似てると思いません?

↑ディセントの地底人

↑ギアーズのローカスト(地底人)
ね?(笑)
で、感想なんですが・・・
ちょい、あわなかったなぁ。
ニール・マーシャル監督の前作「ドッグソルジャー」が、なかなかお馬鹿なノリの軍隊VS人狼集団で楽しませてくれたんですが、こっちはいたってマジメなノリ。
不慮の事故で夫と娘を亡くした主人公を元気付けるため、洞窟探検を企画する冒険大好き女友達。
ところが、その洞窟は地底人の巣窟で・・・というお話。
普通に直球のホラーなんで、怖がりるしはは結構怖かったな〜。
暗がりばかりの洞窟が舞台なので、いつドコから襲われるかわからない恐怖満点です。
でも、そこ以外は洞窟が逆効果だった気も。
とにかく、参加女性が二人を除いてみんな金髪でしかもおんなじ様な装備。
それで、明かりの乏しい(あるいは逆に松明等で画面真っ赤な)洞窟内が舞台なんで、正直誰が誰だか全然見分けがつきませんでした。
特殊効果(ようはグロシーン)も、なかなかグロいことしてるのに、暗くてよくわかんなかったし。
(もしやレイティング対策?)
あと、キャラの描き分けも、なんか物足りなかったです。
リーダー(地図と申告は忘れずに)と、はっちゃけギャル(アイタタタタ)くらいですかね、明確にキャラとして認識出来たのは。
確かに、実際はこんなものなんだろうけど、もうちょいキャラの個性を見せて欲しかったです。
せっかくキャラの少ない密室劇なんだからさ、もうちょいステロタイプでいいから、「大口たたくのにいざとなるとチキン」とか、「ヘタレと思ったら意外に使える奴」とか、キャラクターの変化が観たかったな。
(ま、こっちの方がリアルな人物造形なんだろうけど)
結局感情移入がほとんど出来なかったんで、死んでも「ふ〜ん」て感じであらゆる意味でクるものがなかったなぁ。
後半は「旦那寝取られたオンナの恨みこえー((((゜Д゜;))))」な展開になって、なんだか地底人さんも脇役扱いです。
お約束で最後主人公がパワーアップ(笑)しますが、やることがね・・・いや、そこまですることかと・・・まぁ仲間殺したと思い込んでる&亡夫の浮気相手だってのは判ってるケドさ・・・
むしろ、唯一感情移入出来たのがリーダーだっただけになおさらね〜。
ヒロインが至る結末も、ちょっと唐突感が拭えないるしはです。
前フリは当然あるわけだけど、あの《境地》に至るには、彼女の狂気が描けてないかな、と思いました。
前半、もっと危うい、「こんなんで洞窟探検に連れてくなんて無謀」って感じに描けてたらな。
(彼女の不幸な過去は充分な理由になるけどね・・・もうちょい説得力ある演出は欲しい)
つまりですね、るしは的にカタルシスを感じるポイントが一っつもなかったのでしたヽ(;´Д`)ノ
では、ここで一応、今回の感想の注意点(?)を。
るしは的にかな〜りおっかなかったので、コタツの影などからオッカナビックリ鑑賞(笑え)したので、細々と見落としてる部分があるかもしれません。
もし、
「キミキミ、ここを見逃してるからそういう解釈になるんじゃないのかね?」
というのがあったら、是非教えてくださいませ(^_^;)
ゴメンね!どうせチキンさ!ヽ(`Д´)ノ
(でもホラー好きな因果な奴)
あ、最後に一番怖かったシーン。
はっちゃけギャルの飛び出た骨をうにうにするシーン!
痛い!痛い!「鉄男」の鉄棒ズブズブシーン思い出しちゃった!
あ〜ゆ〜シーン駄目なんですよねぇ。
(内臓引っ張り出したりは平気なんですけど)
なのに、もうじきさらに痛いと思われる「ホステル」が来ちゃいます・・・どうしようヽ(´Д`;≡;´Д`)丿
しかし・・・コレ、カテゴリどこに区分しよう・・・一応、田舎系なのかな??
「俺たちゾンビーズ」…というわけで、これからもどうぞよろしくお願いします。
私も最近この映画観ました〜。
「女って怖え〜〜」って思いましたね。
同じヨーロッパホラーでも『ハイテンション』のほうがおもしろかったです。
「はっちゃけギャルの飛び出た骨をうにうにするシーン!」
私もこのシーンは痛かった!!私もこういうのダメです。痛みが伝わってくる感じがして、目を背けたくなります。
また遊びにきますね〜〜〜★
ふぉんださん、いらっしゃいませ〜(≧∇≦)b
こちらこそ、よろしくお願いします!
そうですね、わたしもニール・マーシャルよりは、アレクサンドル・アジャの方が好みかなぁ。
アジャ監督の2作目、早く観たいものです。
例のうにうにシーン、実は・・・ちょっとだけ早送りにして観たのは秘密ですw