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2007年06月19日

ザ・ロック

このところ「スパイダーマン3」に「300」と、コンスタントに劇場に足を運べています。
最近公休日が土日になったのですが、土曜の初回に行くのがポイント。
(んで、日曜はゆっくり休む、とw)
チケットは観賞前に金券ショップで購入。これで千円ちょいで観れるのもデカい。
(前売り券に比べて数百円安い程度ですが、前売りはシフトの急変によってはオジャンになる可能性があるからね・・・)
こないだの「300」は株主券だったので、さらにお安くでラッキーでした。
良いですね。やっぱ劇場観賞は一味違います。
このペースを保ちたいな。

一応、今後の観賞予定でも晒しますか。
アポカリプト(今月)
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(7月)
トランスフォーマー(8月)
ファンタスティック・フォー銀河の危機(9月)

上手い具合に月イチです。予定通り観れるとイイナ♪

さて、劇場も良いですが、TVも馬鹿になりません。
現在、昔のように欲望の赴くままガンガンDVD買いまくるわけにいかないので(涙)タダで観れる地上波放映は重宝します。
最近、なにかとツボなのも多いしね。
こないだのキューザック祭りとか、「スパイダーマン」を再評価出来たのも、地上波放映のおかげだったし。

で、今回はコレ▼
TheRock.jpg
ザ・ロック(THE ROCK)
《あらすじ》
海兵隊の伝説的英雄ハメル准将(エド・ハリス)は、秘密作戦で戦死した兵士への合衆国の不当な扱い(勲章もナシ、遺族への補償金もナシ、埋葬式典すらない)に対し強い憤りを感じていた。
上層部や議会へのあらゆる訴えも全て無視され、妻の死を契機に、彼はついに行動を起こす。
VXガス搭載ロケットを16基強奪、今は閉鎖され観光地となったアルカトラズ島(通称ザ・ロック)を占拠すると、ロケットの照準をサンフランシスコに決定。
主に遺族への補償金として、1億ドルを合衆国に要求する。

FBIは生化学兵器のスペシャリスト、グッドスピード(ニコラス・ケイジ)と、かつてザ・ロックの脱獄に成功した唯一の人物、メイソン(ショーン・コネリー)を、海兵隊特殊部隊シールズと友にザ・ロックへと潜入させるが・・・

本作もまた、バイプレイヤー祭りでウハウハです。
hamelAndGuys.jpg
まずは、ハメル准将と、彼に賛同する彼の元部下達。
ハメル役のエド・ハリス(手前)。テーマ的には彼が主役。
その決起の動機や、貫かれたポリシーが問答無用で格好ヨイ!
ただ、義憤に燃えすぎていたのか、ちょいとゴニョゴニョな点も・・・
(そこは追記にて後述)

そして、ハメルの副官バクスター少佐役のデヴィッド・モース(右)!
彼、大好きなんですよ〜(はぁと)
「ランゴリアーズ」の機長とか、「プルーフ・オブ・ライフ」の捕われご主人などイイヒトから、「16ブロック」(くそぅ!未見だ!)「交渉人」等の悪役、憎まれ役、そして「12モンキーズ」や全米大ヒット中の「ディスタービア」(だったかな?)のサイコさんと、演技に幅ありすぎ!
「ロング・キス・グッドナイト」の役柄なんて(チョイ役だけど)彼の個性を捉えた上手い配役ですよね〜。
「16ブロック」と「ディスタービア」は絶対観てやる!

そして・・・これは面白い配役!
左のグラサン、ジョン・マッギンリー
先日の「アイデンティティー」で気弱演技炸裂の彼が、まさかの海兵隊員!うおおタフガイに見えねぇ!(褒め言葉)
しかし、本編での役回りを見れば彼の起用も頷けます。
あの、追い詰められた「連続イエッサー」は、ホント絶品w
しかも、その後はコネリーVSマッギンリーなんてどう見ても勝敗が分かり切った夢のカードまで用意されていて吃驚!

お次は、決起への追加参加組。
FandD.jpg
まずはダロウ大尉役、トニー・トッド(右)!
この人も出演するだけで何故か嬉しくなってしまう役者さん。
それほどまでに「キャンディマン」の影響はデカかったのでした。
ちなみに本作では、後半「ロケットマン」になります^^;(←若干ネタバレw)
そういえばPONさん、トッドにも似てるよね!

そして、左の憎たらしい顔してるのがフライ大尉役、グレゴリー・スポールダー
この人、この映画でしか知らないんですが、この憎らしさは尋常ではないですね。
おかげで後半、悪役が「力不足」にならずに済んでいます。
これだけのイカス貌なんだから、他の映画にもきっと悪役で出てるよねぇ・・・誰か知ってたら教えてw

他に、突入するシールズ部隊にも知った顔ガチラホラ。
TheRock_MB.jpg
シールズ部隊の体長アンダーソン中佐役にマイケル・ビーン
マギーQと共演の「ドラゴン・スクワッド」は悪役というので観てみたいんですけどね・・・(TVでやんないかんぁ・・・)
しかし、それ以降は全然聞きませんね・・・ホント、最近何やってるんでしょうか?^^;

TheRock_DN.jpg
シールズの若い隊員シェパード少尉役のダニー・ヌッチ(左)も、なんか気になる役者です。
「イレイザー」とか、見たことあるのはホントすぐ死ぬチョイ役ばかりなんだけど、その印象はやけに強い。

さて、脇役談義(笑)はこれくらいにして、感想をば。
思いっきりネタバレなんで追記にて!未見の人は要注意!

ショーン・コネリーの元英国諜報部員という設定や「生きて帰って美女を抱く者が勝者」という台詞からわかるとおり、本作は非公式なコネリー版007シリーズ完結編という側面もあるのですが、るしは的にはやはり、ハメル側を主軸にしたポリティカル・サスペンスとしての印象が強いのです。

観ていて一番盛り上がったのは、やはりシャワールームのハメルとアンダーソンの舌戦であり、悲惨な銃撃戦シーンなわけだし。

だからこそ、ハメルさん、せめて腹心や直属の部下には作戦の全容を予め知らせておきましょうよ!
この作戦が完全なブラフで、ロケットを発射して8万の民間人を虐殺するつもりは毛頭ないって。
憎たらしさ抜群の増援組だって、考えようによっては可哀想。
ブラフだとしたら、参加しなかったでしょう、彼ら・・・
「人質をとった時から傭兵」は、まさに正論。
失敗したら、後はテロリストとして一生合衆国に追われる身なのにもかかわらず、逃走資金もない・・・
もし事前の説明が無かったとしたら、そりゃ指揮権剥奪もしょうがないよね・・・
むしろ、それを承知で、いざとなったら指揮権剥奪する気マンマンで参加していた・・・っていうんなら、わかるけどさ。
ここさえね・・・ココさえしっかりしてれば!
死に際のハメルさんが馬鹿みたいに見えることはないのに!!

この一点。
この一点だけなんですよ、大きなケチの付け所は!
・・・嗚呼、ホント、勿体無い。

しかし、総じてなかなか面白いアクション大作であります。
TheRock_CandK.jpg
ショーン・コネリーは相変わらず格好イイし。
(引退が惜しまれます・・・インディ新作には出てほしかったなァ)
ニコラス・ケイジの誘導装置解除の手つきはイヤラシイし(笑)
しかしケイジも凄いよね・・・「コン・エアー」で体育会系を演じたと思ったら、こっちはバリバリの理系。
それに全然違和感がないんですから。
彼も観てるだけで楽しませてくれる役者さんで、大好きです。
あと、今回Wikiで見て初めて知ったんですが、彼、フランシス・フォード・コッポラの甥なんですね!
なんでも親(家名)の七光りを嫌ったとかで、代わりに付けたセカンド・ネーム「ケイジ」の由来は、なんとMARVELコミックのヒーロー、ルーク・ケイジから!
・・・ヤバい、ますます好きになった(笑)
とにかく、「ゴーストライダー」は観てあげなきゃw

そして、監督マイケル・ベイ
私は悪名高い「パール・ハーバー」は幸いにして未見なので、あんまり彼に悪印象はありません。
むしろ、「テキチェン」リメイクの成功で、現代ホラーの復権に貢献したという意味では、ザック・スナイダーやソウ・コンビ同様脚を向けては寝られません。
あと、実はかなりのゴア描写好きなのもポイントw
「バッドボーイズ2バッド」で開花する死体ギャグ等のグロ描写の前身を、猛毒VXガスの及ぼす効果や、トニー・トッドの末路に見ることが出来ますw

ん、そういえば今回のTV放映版、前半のニコラス・ケイジのBC兵器爆弾解除のシーンが、カットされてましたね。
他にもちょこちょこカットシーンがあって、前半がかな〜り不自然に。
そこがちょっと残念。

そうそう、音楽についても触れないと。
この格好よい音楽がかな〜り本編の盛り上がりに貢献しています。
スコアは3人の連盟なんですが、その一人ハリー・グレッグソン・ウィリアムズは、「メタルギア・ソリッド2」以降のメインテーマ等を手がけていて、まさにそんな感じで盛り上がりまくりです。
あと、コネリーの部分でかかるケルト系音楽が、アクセントになっててグゥ。

さて、この映画、締めがメイソンの隠したフィルムを見つけて喜ぶ新婚グッドスピード夫妻なわけですが・・・
やはり、ハメル側テーマで締めてほしかったよなぁ。
メイソンに「救いがたい馬鹿者だ、あなたは」と言われて微笑むハメルの貌が最高にイイのだ。
TheRock_smile.jpg
彼の義憤や無念が少しでも晴れるようなエンディングが見たかったな。
ハリウッド大作の「ハイ!おしまい!パチパチパチ〜」みたいな終わり方は完全娯楽作品(バカ映画)だと気持ちよくてイイものだけど、扱うテーマが重いと、ちょっと、アレだよね^^;

う〜ん、おかしいな。もっと気楽な感想になるはずが・・・
ま、そんだけ好きってコトかな!
posted by るしは at 00:00| Comment(11) | TrackBack(3) | 映画雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
スゴイな〜るしはさん・・・
思わず読み耽ってしまいまちた・・・
私もこないだテレビで観て、私の脳内で「エド・ハリスとマイケル・ビーン祭り」を密かに開催しておりました。
脇役がいいよね!!!うんもお、お金使いすぎだぞ!

「ザ・ロック」の音楽・・・メタルギアっぽいよね〜って「ザ・ロック」の真似をしたんでしたっけ?小島さんが。
Posted by ふぉんだ at 2007年06月19日 00:42
ザ・ロックいいですねぇ^^
敵役も魅力的なのが何回も見れる要因にもなってるかなぁとか。
ハメルさんはイケイケドンドンではなく、
最初から葛藤しまくりと、、そう僕は思い込んで納得してますw
何よりニコラス・ケイジがめちゃ好きなのでこの映画は最高です!
個人的に一番好きなデップ兄さんを俳優にしたのもニコラス兄さんだしGJすぎでしょう^^
Posted by takoyan at 2007年06月19日 01:03
>>ふぉんださん
読み耽っていただき感謝感激。
・・・いやぁ、まさかこんなに長い記事になるとは、自分でも吃驚です^^;
「エド・ハリスとマイケル・ビーン祭り」というと「アビス」を思い出しますね!まだ薄くないハリスと髭ビーンをw

メタルギアとロックの関係は・・・実際どうなんでしょうね?
どっちが先なんだろ^^;
そこらへんはメタルギア専門家のOLDたんが詳しいような気がする!
Posted by るしは@管理人 at 2007年06月19日 14:36
>>takoyanさん
「ハメルさんがイケイケドンドンではない」とこが、この手のジャンルでは珍しいですよね。そこがイイw

え?デップを俳優にしたのってニコラス兄さんだったんですか!?
それは知らなかった!確かにGJですわ、それ!
またまたニコラス兄さんを見直しました。やるなぁ。
Posted by るしは@管理人 at 2007年06月19日 14:41
わぉ!
熱いレビュー、読み応えありました。

「ザ・ロック」ってイカした漢祭りだったのですねぇ。
これはもう一度見直さなくっちゃ!
エド・ハリス、ショーン・コネリー、マイケル・ビーン、トニー・トッドなんて、私に心臓発作を起こさせる気ですか?って感じデス。

ニコ兄貴は確か「ニア・ダーク」のメイちゃん役のヒトと付き合ってたと思います。
意外と美女殺しですよね。(意外って失礼かしら)
Posted by kurosui at 2007年06月19日 19:30
またまたお邪魔いたします。
kurosuiさん!!
心臓発作、起こして起こして(スミマセン・・・)
「ザ・ロック」kurosuiさんに観てほしいアルヨ
kurosuiさん大好物、ビーン兄貴がカッコイイですゼ!

るしはさん、横からスミマセンでした・・・
るしはさんの「ザ・ロック」レビュー、とっても好きです。
Posted by ふぉんだ@管理人ねこめがなー at 2007年06月20日 00:31
>そういえばPONさん、トッドにも似てるよね!

どうも、PONです。ここのとこROMってばかりで
ございましたが、都合2回も召喚されては
出てゆかざるを得ませんね。

ふたつクレームをつけさせていただきたい!

・ひとつ。PONに対する外見イメージにつきまして
 るしは氏を小1時間問い詰める必要がありそうですなぁw

・ザ・ロックといえば私。と言うかむしろ「イコール」
 でありましょう??なんで私を差し置いて
 こんな素晴らしい&的確なレビューを
 書いてしまわれるのか?この映画と
 「スターシップトルーパーズ」は
 いつかレビューしようと、ずーーと楽しみに
 我慢してましたのに。これじゃあ、もう書けませんよw

・・自分が好きなのは、ショーンコネリーと
  エドハリスが直接、会話するところ。
 「奴はテロリストじゃない。目を見れば解る」
  (とかなんとか、あったでしょ?)

  自分は陸軍なんかじゃない。「女王陛下の」軍隊だ。
 (言外におまえらごときと
  一緒にするな!みたいな)

・やべ〜。やっぱ俺も自分で書こう。 
Posted by PON@増殖管理人管理委員会w at 2007年06月20日 12:34
何度も書き込み失礼します。
るしはさんもお仕事大変そうですね。
お疲れ様です。
体に気をつけてくださいね。
(コメント返しは時間のあるときにでも)

ふぉんださん(横レス失礼します)
ほんとに心臓発作起こしそうにツボなキャストです。
ビーン兄貴もこの映画まではカッコイイ・・・

PON@増殖管理人管理委員会さま
(横レス再び失礼します)
トニー・トッドにも似ていらしたのですね(はあと)
サントロもトッドも男前だと思いますYO!
(はあと)にしてみました・・・
Posted by kurosui at 2007年06月20日 22:57
さて、誰にどうコメント返したものやらw

>>kurosuiさん
書き込み横レスじゃんじゃんどうぞ〜!
さて、心臓発作必至の漢祭り、誰が一番kurosuiさんのハートをズキュンドキュンしたのか、気になりますね!
私はトニー・トッドに一票!w

それにしてもニコ兄貴ったら!綺麗どころを!さすがニコ兄貴!
・・・ニコ兄貴ってのもナイス・ネーミングですw

>>ふぉんださん
横からガンガンかましてやってくださいw
何故ならばっ!あなたは管理人ネコメガナーなのだから!
(カタカナで書くとまるで新手の宇宙刑事みたいだわw)

>>PONさん
え〜、PONさんからの2件のクレームへの返答。

@PON氏の外見イメージ問題。
・・・えー、だってクリソツじゃん。逆さに書けばソックリじゃん!
奥様に問うてみたまい!
PON氏「俺・・・トニー・トッドに似てる?」
PON夫人「うん、そっくり」・・・ほらね?
kurosuiさんの(はぁと)までついたことだし、もっと誇るがよかろう!w

A・ザ・ロックといえば私問題。
・・・とっとと感想書いてくださいw
PON節の効いたやつで、ひとつ!
Posted by るしは@管理人 at 2007年06月21日 00:32
いまさらな書き込みですが、グレゴリースポールダー、クリスチャンスレーター主演の「トゥルーロマンス」にすごいちょい役で出てる気がします。遊園地の売店で新聞読んでます。スレーターに話しかけられて迷惑そうです。この映画自体、いろんな人出てますもんね!あと、このシーンの後に売店のピートサンプラス風の人も気になります。
Posted by 春奈 at 2009年11月04日 12:56
今更書き込みすみません。
もうご存知かもしれませんが、憎々しげなお顔のグレッグ・スポールダーさん、《勇気あるもの》という映画にご出演されてます。
こちらのグレッグはめっちゃかわゆい♪のんびりした雰囲気の志願兵を演じてます。いつも居眠りしてる(笑)
Posted by 斬りこみ隊長 at 2011年03月03日 14:06
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